国毎のグループが存在し、互いに仲が悪い-外国人社員トラブルを専門家が解説-
ケース③:外国人を採用しているが、国毎にグループが存在し、互いに仲が悪い
会社では3つの国から外国人を採用しているが、国毎にグループが存在し、互いに仲が悪い。
会社としては、外国人労働者間のコミュニケーション不足によるミスや事故を懸念しており仲裁したいが、どのようにすれば良いのか?
この問題を社会保険労務士の加藤千博先生が解説してくれました。
外国人社員同士のトラブルを仲裁するには?
外国人社員の定着率UP・早期戦力化には、CQ(異文化適応力)が重要です。
CQを身につけることで、採用時に期待する能力を発揮することができるようになります。
ーCQ4要素ー
意欲:異文化を受容しようとする意欲
知識:文化間の相違性や類似性への理解
戦略:文化の違いを調整するための戦略
行動:異なる文化に対して取る適切な行動
今回のケースにおいては、揉めている原因やきっかけを話の中心に据えるのではなく、この状態が続くことのデメリットを伝えるということが大切でした。
外国人社員を早期戦力化するためには日々のOJTや研修、対話が不可欠です。まずは取り組みやすいものから始めてみませんか?
外国人採用企業のOJT担当・現場責任者向け
外国(主にアジア圏)と日本の社会や文化の違いを理解することを通して、外国人と働く際に起こるさまざまなトラブルの対処法を身につけることができます。