ベトナム・スリランカの大学にてPATF/模擬試験を実施
PATF/模擬試験実施校のご紹介
University of Economics and Finance(ベトナム)
2024年1月22日にUniversity of Economics and Finance(UEF大学)にて、外国人実務能力検定(PATF)4級試験が実施されました。今回は日本語学科の学生様33名が受験されました。
UEF大学では、2019年よりPATFを導入していただいております。
University of Kelaniya(スリランカ)
2024年2月26日にUniversity of Kelaniya(ケラニア大学)にて、外国人実務能力検定(PATF)の模擬試験が実施されます。スリランカでは初の実施となります。
HCMC University of Foreign Languages –
Information Technology (ベトナム)
2024年3月より、HCMC University of Foreign Languages – Information Technologyでは、JBAAのカリキュラムが正規授業に導入され、外国人実務能力検定(PATF)も実施をされる予定です。
外国人実務能力検定(PATF)とは?
外国人実務能力検定(PATF)は、日本での就職を希望する・就職が決まっている外国人の方に日本の文化や日本特有のビジネスマナーを理解していただくことを目的として実施しています。 日本のビジネスマナーの習熟度に応じて階級(1~4級)が分けられているので、どの程度のビジネス能力を有しているか判別が可能です。
外国人実務能力検定(PATF)のポイント
教育機関様の導入メリット
PATF合格者受け入れ企業制度
外国人実務能力検定(PATF)合格者は、日本語能力はもとより、日本のビジネスマナーや文化、働き方を理解した優秀な外国人です。ですから、PATF合格者を採用条件の一部に加味している企業様がいらっしゃいます。
就活中・就職後の文化や仕事に対する意識の違いによる不採用・トラブルが減ります。
学校生活の中で日本人と関わることが意外と少ないため、いざ就職活動・就職後の業務を始めてみると、思っていたよりも苦戦してしまうことがあります。ですから、日本語とともに日本人の感覚や文化、慣習などについて学ぶことで、より一層力を発揮することができるようになります。
企業様の導入メリット
社内・外でのコミュニケーション課題に対応
お客様と関わる職種の方は勿論、安全面や開発上のチームマネジメント等で社内コミュニケーションが大変重要となります。ですから、PATF4~1級から業務内の必要レベルに応じて社内・社外で求められるコミュニケーションを学ぶことができます。
昨今叫ばれるコンプライアンス違反問題を未然に防ぐ
日本は海外と比較しても、ルールやモラルを大切にする国の一つです。ですから、交通ルールやごみ捨て、居住スペースの使い方から社員同士の距離間に至るまで、教えてくれる人がいないと理解することが難しいでしょう。
ただし、日本人は指摘することが苦手な傾向にあり、きちんと外国籍社員には伝わっていないこともあります。したがって、外国人教育に精通した方が精査をしたJBAAカリキュラムで学ぶことで不要な軋轢をも避けることができます。
外国人実務能力検定(PATF)の導入例
PATFには様々な導入方法がございます。その一例がこちらです。
- PATF3級を就職活動前の授業の一環として導入(専門学校・大学・日本語学校様)
- PATF3級を留学生の卒業要件に(専門学校・大学・日本語学校様)
- PATF4級を外国人社員の入社試験として導入(外国人採用企業様)
- 新入社員研修終了後にPATF4級を定着度チェックのために導入(外国人採用企業様)
- PATF2級・1級を昇進や昇給の要件に(外国人採用企業様)
- PATF4級合格を日本企業に送り出す要件に(技能実習・特定技能送り出し機関様)