専門学校にて留学生向け就活講座実施ー模擬面接編ー

アーツカレッジヨコハマ様にて





留学生向け就活講座を実施しました

2024年1月16日、前回に引き続きアーツカレッジヨコハマ国際情報ビジネス学科で学ぶ留学生の皆さんに企業連携講座-日本での就職活動模擬面接編-を行いました。
国際情報ビジネス学科でITやマネジメント、ホテルサービスを学ぶ皆さんは、弊協会主催外国人実務能力検定(PATF)3級、2級に多数合格されています。

今回は模擬面接の他、外国人採用企業の本音を社長2名からお話ししました。
今回は企業連携講座-日本での就職活動模擬面接編-の様子を皆様にお届けします。

アーツカレッジヨコハマ 就活講座①

専門学校にて留学生向け就活マナー講座(企業連携講座)実施

2023年11月28日、アーツカレッジヨコハマにて就活マナー講座を行いました。

日本での就活の流れとポイント

あなたはどちらの人を採用したいと思いますか?

まず日本での就職活動の時期やフローの確認をしました。日本での就職活動は説明会から内定まで3~4か月かかるのが一般的です。そのため、その間はアルバイトなどは通常時に比べて回数を減らすなど工夫が必要です。事前に貯金をするなど、前もって工夫をすることが必要だとお伝えしました。

また、日常生活からできる就職活動の準備として、下記のことを日々やっていくことが内定への近道です。

「なぜ留学をしようと思ったのか」「なぜその学校を選んだのか」「なぜそこでアルバイトをしようと思ったのか」など自分自身の経験や決断した理由を書き留めておくこと

・自分が将来やってみたい仕事に必要なスキルは何かを考えて何か始めてみること

皆さんメモを取りながら真剣に聞いている姿が印象的でした。

留学生による模擬面接

 今回は6名の留学生の方が模擬面接に挑戦してくれました。面接を通しで行うということで大変緊張されていたそうです。

今回は長年IT企業を経営し、外国人採用経験のある当協会の理事2名が面接官を務めました。

面接では丁寧に時間をかけて準備をしてきたことが伝わってきました。よりよい面接にするために私たちからしたアドバイスは以下の通りです。

  • 質問された内容が上手く理解できなかったらもう一度聞き直しましょう
  • マイナスなイメージになりうる回答を避けましょう(お金が自分の国より稼げるなど)
  • 自分が他の人よりできること(話せる言語が多いことなど)を使って、将来的像を話せると差別化できます
留学生の皆さんの模擬面接

外国人採用企業の社長による外国人採用の本音

外国人採用企業の社長による外国人採用の本音

現在IT企業の代表を務め、外国人採用経験のある当協会理事の水野より外国人採用企業の本音をお伝えしました。

・優秀な人を採用したい
・長くつとめてくれそうな人を採用したい
・健康な人を採用したい
・先輩社員の人たちと協調できそうな人を採用したい
・パズルの“ピース”になってくれそうな人を採用したい
・学生時代、“なにかに打ち込んできた人”は期待できそうかも
 →本気でうちの会社に入りたいという人を採用したい!

留学生が日本で内定をもらうポイント

日本人と同じフィールドで就活を進めるにあたり、他との差別化は必須です。当協会の代表で、長年IT企業の代表を務めていた佐々木より留学生が日本で内定をもらうポイントをお伝えしました。

日本は少子高齢化、海外に進出する企業、外国人材を採用したいと考えている企業が増えています

チェックインバウンド需要も増え、「二か国語以上話せる」留学生はすでに差別化されている

チェックまた、異国(日本)で生活してきたという経験は、メンタル面で、企業によっては大きな評価ポイントになる

「自分は将来、その会社に入ってどうなりたいのか」、「そのためにいま、どんな努力をしているのか」を企業に伝えることが重要です

チェック就職活動が始まるまでまだ時間はあるので、自分の将来像をしっかりと描き、そこに向かって日本語や専門知識を勉強していくことが大事

外国人採用企業社長による他の就活生との差別化のポイント

質疑応答

さまざまなご質問をいただきました。その中から一部をご紹介します。

 

面接中、適した言葉が分からない時は友達と話すときの言葉を使ってもよいですか?

企業側は面接の様子をみて、客先での様子などをイメージします。特に、日本人は礼儀正しいことを重んじるので、身だしなみや立居振舞を意識し身につけておくことは重要です。

 

第一志望企業を受ける前にいくつか面接を受けた方がいいですか?

何度か企業の面接を受けて練習してみることが大切です。日本人の学生もそのようにしています。

 

就職活動で何社も落ちてしまったらどのように切り替えればいいですか?

日本人でも何十もの企業を受ける人は少なくないです。ですから、もし落ちてしまっても切り替えて次に向けた準備をしましょう。自暴自棄になり、どこでもいいやという気持ちでいると内定がもらえません。

留学生の皆さんからの声

後日いただいた留学生の皆さんからの感想を一部ご紹介します。

面接官と話すとき、もっと言葉遣いに気を付けようと思いました。また、面接練習を何度も繰り返し行うことが大切だと思いました。私が入りたいと思っている会社に選んでもらえるよう、努力します。

学校生活では、日本語で友達とコミュニケーションを取り、ちゃんと練習していきます。アルバイトでは協力を大切にすることと、新しいことにチャレンジしてスキルを向上させるつもりです。一緒に働く日本人ともたくさん話し、学びたいです。

面接で理解ができない質問があった場合は、もう一度聞いてしっかり受け答えができるようにしたいです。

試験で落ちてしまっても、何が良くなかったのかを振り返って直していきたいです。また、長く働きたいという気持ちも伝えるようにします。

留学生が在籍している専門学校様へ

日本ビジネス能力認定協会(JBAA)では、大学・専門学校様へ教材のご提供をしているほか、就職活動に向けた講座や無料の模擬試験も実施しております。ご興味のある学校様はお問い合わせください。

 
 
 
 
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